のと鉄道に乗って来た
さて、金沢駅を14時19分発の「はくたか8号」で、七尾へ。
・・・・・行く予定だったんだが、電車の到着が、7分遅れ。これは困った。
この後の予定は、このとおり。
金沢発 14:19
七尾着 15:08
七尾発 15:15
和倉温泉着15:21
穴水着 15:55
穴水発 16:02
で、七尾駅での7分の間に、『のと鉄道の1日乗車券(土日祝日のみ発売)』を購入するつもりだったのだが・・・・・
さて、単線の七尾線で、遅れを取り戻すことが、出来るのか?
車掌のアナウンス「のと鉄道には、和倉温泉で接続します。」
げ、和倉まで、先行してしまった・・・・・
何が問題って、この切符、和倉温泉駅では、販売していないのよ。
七尾には当然、乗り継ぎ列車の陰も形もなく、和倉温泉到着。駅の改札にダッシュ。ダメもとで聞いてみる。
ぢぶん「1日乗車券、ありますか?」
駅員「ここにはないので、穴水駅で購入してください。」
とのことで、列車に乗り込む。運転手に、
ぢぶん「かくかくしかじかで、穴水駅で購入する時間ありますか?」
運転手「遅れを取り戻すために、停車時間を切り詰めるので、ないです。」
そりゃ、当然の措置でしょう。「JRが遅れたから、切符買えなかった」と言われても、のと鉄道に責任は全くないから。
と言うことで、1日切符はあきらめて、正規料金で乗車することにしたら・・・・・
穴水駅で、駅員さんが、1日乗車券とお釣りを持って、ホームで待って頂いていました。
おそらく、和倉温泉駅から、連絡が行っていたんでしょう。
旅行先で、こういう暖かい対応をしていただくと、ほんとに、心にしみますねぇ。深く感謝。
そんなわけで、のと鉄道に対する印象が、かなりよくなってしまったのでした。
来月いっぱいで廃線になるのが、実に残念。
珠洲まで、コンスタントに立ち客がいたくらいだから(もっとも、同好の士が結構いた)、相応の需要はあるのではないかと思うんだが、それに、この厳しい冬の気候を考えると・・・・・赤字の額が、半端ではないですから、しょうがないか。
終点、蛸島に到着したのは、17時41分。
暗くなってしまったんで、写真は、こんなもの。
ま、教訓としては、『冬の雪国への旅行は、余裕を持った行程を組め』と言うことですな。
| 固定リンク
「遠征記 2005年」カテゴリの記事
- 三重に行ってきました(2005.12.29)
- 足利に行ってきました(2005.11.21)
- 深夜ですね(2005.10.08)
- 栃木に行ってきました(2005.10.07)
- 茨城に行ってきました(2005.09.22)
コメント
こんにちは。こちらでははじめまして。
しっちいです。
のと鉄道は地元に住んでいながら一度も
乗ったことがありません。何とか廃止前
に穴水以降を乗ってみたいものですが...
今年の石川は雪は少ないです。富山と
比べても差があります。山の方は
積もっているようでスキー場は大丈夫
らしいです。これが理想型かな。
投稿: しっちい | 2005年2月25日 (金) 21時15分
こんばんはー
廃止間際になって、お祭り騒ぎに巻き込まれるのはいやだったんで、早めにお別れ乗車して来ました。
今年は、雪が少ないのですかぁ。
金沢近辺はともかく、能登半島は、ほとんど雪が積もってなくて、イメージと少し違っていたんですが。
確かに、旅行者的にも、これくらいの積雪量のほうが、動きやすかったです。
投稿: SHIBA | 2005年2月25日 (金) 23時01分