富山に行ってきました 3
すんません。
天皇杯について書かなきゃいけないんだけれど、流れ上、この遠征記を終わらせた後、明日書こうと思っとります。
ということで、『鉄ヲタ日記』最終回であります。
月曜日、朝8時、富山駅。
高校生であふれたホームでカメラを構える、とっても迷惑な人。
途中まではこの列車も高校生が満載だったものの、彼らが降りた後は、がらーん。
山あり田畑ありと、どこにでもあるようなイナカを走ること1時間弱、終点の猪谷へ到着。
ここで乗り継いだのは・・・・・
神岡鉄道。
11月いっぱいで廃止されます。
それを前に、駆け込みで乗りにやってきたわけで。
って言うか、そんなことでもなければ、こんな遠いところまでわざわざ乗りに来ないっす。
今回新潟遠征するに当たって、この路線の乗車をくっつけてしまうという、強引な旅程を組んでしまったのは、そんな事情があったわけで。
・・・・・地元に住んでおられる方々には大変申し訳ないけれど、公共交通機関としての役目は、すでに終わっているのかな。
終点近くの神岡の市街地を除いて、沿線人口があまりにもすくなさそう。
それでも列車は、地元のかたがたと『鉄ヲタ』で、それなりの乗車率。
終点の「奥飛騨温泉口」駅へ到着。
なお、「奥飛騨温泉」へは、ここから1日数本しか走っていないバスに乗って、さらに1時間ほどかかります。 (汗)
ぢぶんは、折り返しの列車に乗って富山に戻るつもりだったけれど、ちょうど1日数本しかない富山行きの特急バスがやってきたんで、それに乗って帰ることに。
市役所や市民病院などをこまめに回った後、国道へ。
このあたりは鉄道には真似出来ないことなんだから、バス転換を前向きに考えてもいいのかも。
・・・・・うーん。
上に書いたとおり、高山本線から見える景色は山と田畑だったんだけれど、国道は笹津から先、郊外型店舗がびっしりと並んでる。
それに、高速のインターを過ぎたところに富山市民病院があったけれど、なんでこんな郊外に市立病院があるんぢゃぁ! (よそ者が生意気言ってすんません)
まぁ、市内中心部にあったであろう病院が手狭になって、移転増床させたんだろうなと想像はつくけれど。
絵に描いたような完全なクルマ型社会ですね。
国道はえらく立派だし、それに比べて鉄路は貧弱だし、ちょうど数日前から、鉄道の本数を増やす社会実験を始めたばかりのようだけれど、クルマから鉄道に人を移転させるのは、この地においては難しいそうだなぁ。
ただ、その富山において、昨日乗ったポートラムみたいな乗り物も登場しているのは、面白いなぁ・・・・・
などと、バスの中でいろいろ考えていたんだけれど、この話を続けていくと、学術論文を一本書きそうな勢いになってしまうんで、これくらいにして。
もし聞きたい奇特な方がおられましたら、飲み会の席で何時間でも語ります。 (汗)
富山市内に到着。
帰りの飛行機まで少し時間があったんで、市内をうろうろすることに。
「散発でもするべか」と思って(また旅先で髪切ろうとしてる)理髪店を探したけれど、閉まってる。
・・・・・月曜日だったことを忘れてた。
月曜日のお昼の商店街は、人もまばらでさびしかった。
しばらく散策した後、少し早かったけれど、富山空港行きのバスに乗る。
富山空港到着。
どうやら、ほんとうに、富山空港に到着した時間が早かったようで・・・・・
手荷物検査場のシャッターが下ろされていて、中に入れない。
セキュリティーを考えたら、これ以上の安全策はないですね。 (笑)
日本全国あちこちを旅行しているけれど、こんな光景を見たのは初めて。
次回の遠征は、18日の川崎戦。
ついでに何を見て来るかは、まだ何にも決めていないっす。
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