さて、翌日であります。
前夜、早々に落ちたおかげで、6時過ぎに目覚めてしまう。
しっかり朝飯を食って、8時半に出発。
昨晩地獄だった上り坂を、軽やかにさわやかに下っていく。
尾道までは、初心者だと3時間強のはず。
昨日の感じだと、どんなにゆっくり走っても、午前中には尾道に着くことができる。
と言うことが分かったので、この日は、「とにかく、汗をかかないペース」で、のんびり走ることにする。
海岸線を外周させればよさそうなものを、なぜか内陸に導かれたりして、因島大橋に到着するのに、1時間ちょっとを要す。
なぜかこの橋だけ、車道の真下を走ることに。
頭上を轟音をたてて車が走っているのは、あまり気持ちのいいものではないっすね。
この日渡る橋は、これ1本、渡った先は、向島。
で、ここが、観光地化されてなく、だらだらとのんびり走るにはうってつけ。
それでも、30分ちょっとで、尾道へと渡る渡船乗り場へ。
対岸は、すぐ目の前に見えている。
で、お船に乗って、あっさりと、尾道到着。
時間は11時、宿を出てから、2時間半。
まだまだ時間があるので、尾道らーめんを食すことに。
この時間帯から大行列の、とある超有名店を避け、その近くのこれまた有名店に行ったんだけれど、これが美味かった。
とんこつらーめんとは、何もかもが違ってたんだけれど、これはこれで、別の美味さがある。
ただ、「飲んだあとの締め」には、あまり向いていなさそう。
らーめんも食い終わり、チャリンコを返却して、尾道市内を観光することもなく、新幹線で広島へ。
なんせ、膝ががくがくしていて、歩き回ることが出来る状態ではない。
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続きは、明日に回すとして、しまなみ海道チャリンコ旅の感想でも。
一番ヘビーなのは、一番今治寄りの、大島。
この島だけが、アップダウンが激しい。
ここを最初に持ってくるか、それとも最後に持ってくるか、それが、尾道から出発するか、今治から出発するかの、決め手になるのかなぁ。
もひとつ大事なポイント。
愛媛県側は、数百メートルおきに「次の橋まで何キロ」と言う標識が立っていて、道に迷う恐れがない。
大部分が歩道を走行可で、歩道の幅も広い。
歩道が狭くなる場合には、「この先歩道が狭くなるから、反対側に渡れ」と言う標識も立っていて、実に親切。
一方の広島県側。
市街地化されているがゆえに、歩道にブロックが敷かれている箇所があって、がたがたして走りにくい。
市街地を離れると、逆に歩道がなくなり、路側を走らなきゃいけないところも多数。
まぁ、広島県に喧嘩を売るつもりは毛頭ないんで、これくらいにしておくとして。
ただ、この辺の、「他所からやってくる自転車乗り」に対する、両県の考え方の違いを比較すると、なかなか面白い。
道路を整備するには、税金を投入しなきゃいけないわけで、一概にどっちがいいとは、言えないのだけれどね。
コンビニは、どの島にもあるので、食事情の心配は、不要。
じぶんみたいに、いきあたりばったりに出発してみても、まぁ何とかなるものです。
このチャリンコ旅、楽しかったっすよ。
もう一回やってもいいと思ってます。
で、今回自分は、お昼に出発して途中で1泊したんだけれど、そうではなく、朝から出発して1日で走破してしまうほうが、もしかしたらいいのかも。
2日間に分けてしまうと、2日目、新鮮味がないんですわ。
広島県側の評価が低いのも、多分にその影響があるのかも。
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