ウチの会社に一人、ヨーロッパサッカー大好きな人がいるんですわ。
どれくらい好きかと言ったら、ワールドカップの予選最終戦の日本VSデンマークをやっていた時に、「オランダが見たい」と言う理由で、同時刻に行われていたオランダVSカメルーンのほうを見ていた、と言うくらいに。
当然、レベスタには一度も足を運んだことがないという。
と、ここまでだと、「ヨーロッパサッカーかぶれが・・・・・」と言う、よくある話になりがちだけれど、ぢぶんと彼との関係はそうではなく、ぢぶんは「こいつのサッカーの幅広い知識はすごいなぁ」と思っているし、そいつからは「こいつは地元チームを熱心に応援しているなぁ」と思われているし、つまりは、思考は違っていても、お互いにお互いを認め合っている仲。
って言うか、サッカーについて視点が全然違うんで、話していて面白いんですわ。
と言う前置きで、今日の昼間のお話。
ふとしたことから、横浜の小野選手の話になって、と書いたところで、「じゃぁヤツは国内の試合も見ているのか?」と言うことに、その時は気付かずに今気付いたんだけれど、それはさておき。
彼いわく、「日本でも、10代でA代表選出、海外に出て行く選手を、もっとどんどん作る必要がある」と言う話から、「選手を育てるには、お金をかけなきゃダメ。だから日本のクラブはもっと規模をでかくする必要がある」と言う話に。
確かに、ワールドカップを見て思ったのは、外国では、21、22歳位で、代表チームの中心としてやってる選手がたくさんいたのに、今の日本にそれを求めるのは、ちょっと厳しいかなぁと。
一方の、ぢぶんは、「日本のサッカーのレベルアップには、まだまだ裾野を広げる必要がある。だからJのチーム数はも少し増やしても良い」と思ってる。
「裾野を広げる」って言うのは、「サッカープレーヤーの数」と「サッカーをスタジアムで見る人の数」の両方の意味で。
地方都市にいて、国内最高峰のリーグの試合を見ることが出来るというのは、シアワセなことだと思うし、オシムさんが言うように、地元チームの応援に多数の人が押しかけるが、チームの強化、ひいては代表の強化につながると思う。
ってことで、「まとめると、チーム数は増やしたいけれど、護送船団方式だと代表の強化に限界があるなぁ。」って話を、たまたま偶然していたんですわ。
んで、帰宅してwebをチェックしていたら、ニッカンのこの記事が。
現時点では情報が少ないし、賛否はいろいろあろうけれど、個人的には、なかなか面白いと思う。
お金があるチームは、外国から能力が高い選手を獲ってくるとともに、育成にお金をかけて若手選手をどんどん育てていって欲しいと思う。
育てた若手選手の出場機会をどうするかって言うのはあるけれど。
すべてのチームがそこを目指すのはムリがあるけれど、何チームかだったら、十分可能だと思うし、そこに平等を求める必要は、必ずしもないような気がする。
それに、海外のチームに一歩も引けをとらないチームが国内にあって、ガチで戦う試合を見ることが出来るとすれば、それってとても面白そうじゃないっすか。
ただ、今の日本の経済情勢、スポーツに対する考え方からすると、時期尚早かなぁとも思うんで、時間をかけて検討かなぁ。
まぁ、あくまで乏しい情報だけを基にした今日時点での自分の考えであり、明日には意見が変わってるかも知れないけれど。 (汗)
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