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2011年2月24日 (木)

南大東島&北大東島に行ってきました 2

さて本編であります。

19日土曜日、朝8時。
いつもの遠征より3時間ほど遅くはあるけれど、いつものように福岡空港行きの高速バスで、乗車時に「クレジットnimoca」をタッチし、バスの中では熟睡し、福岡空港到着時に「クレジットnimoca」をタッチしたら、いつものように「残高不足」と表示される。
なんでぢゃぁ! せっかくのオートチャージ機能付きなのに。
しょうがないから千円札を1枚飲み込ませて、バス代の支払い完了。

で、このあと北大東島でぼーっとしていて、分かったんですわ。

オレのnimocaのオートチャージって、「残高が千円を割ったら、乗車時に自動で3千円チャージ」と言う設定になっていて、西鉄電車の最高金額は、O牟田-福岡で千円だから、これで不都合はない。
しかし、O牟田-福岡空港の高速バスは1,700円で、仮に残高が1,200円だったとしたら、乗車時にオートチャージされない、だけれど残高不足だから降りるときにはじかれる、こういうことですな。
設定を、「残高が2千円を割ったら、乗車時に自動で3千円チャージ」に、変えなきゃいけないな・・・・・

話を元に戻して、福岡空港。
普段自分は、原則的に乗り物は「左側窓際」に座りたがるんだけれど、沖縄線は、右側窓際に座るようにしている。
10時前に出る沖縄行きのひこーきは、無事離陸。
眼下には、一直線に伸びる九州新幹線、鳥栖のアウトレットモール、久留米市役所と見えてきて、やがてO牟田市内が。
「自宅が見えた!」って、そんなでかい家には住んでいないけれど(汗)、自宅近くにある学校ははっきり分かったから、自宅は大体あのあたりだろうと目星をつける。
あとは、もって来た本を読んでいたら、あっという間に沖縄空港に着陸。

北大東島行きのひこーきが出るまで、約2時間。
これだけ時間があったら、国際通りくらいは覗けるだろうと思い、いったんはモノレール乗り場に向かったけれど、面倒くさくなったんで引き返し、空港ビルのA&Wでお昼ご飯、ルートビア初体験。
「湿布の味」とか言う話を聞いていたけれど、なるほどね。
かなり癖があるけれど、個人的には、キライではない。
慣れの問題なのかなぁ。
だけど、何度も飲みたくなるものではないな、今回飲んだからもういいかなぁ・・・・・と思いつつ、店員さんがおかわりを進めてくるので、ついお願いしてしまう。

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2時間が経過し、搭乗ゲートからバス移動、北大東島に向かう、琉球エアコミューター、ボンバルディアDHC-8-Q100(39人乗り)に乗り込む。
満員御礼の機体は、誘導路を滑走路に向けて走行開始、まるで砂利道を走る車みたいにがたがた揺れ、古びた機体からはギシギシと言う音が。
・・・・・大丈夫かいな、この機材。
という心配をよそに、無事離陸。

前回書いたように、飛行時間は約1時間、その間、ひこーきの窓の外には島どころか岩ひとつない。
ドリンクサービスはないんで、一人だけ乗務の客室乗務員さんは、飴ちゃんを配り終えると、シートベルトを締めて自席に座る。
やることないんで、引き続き読書タイム。
途中でトイレに行ったけれど、省スペースで手を洗うところが見当たらない。
しょうがないから、そのまま出てきたところ、客室乗務員さんからおしぼりを手渡される。
ここはスナックかぁ。 (汗)

約1時間後。
機体は降下し始めると、やがて、右の窓から南大東島が、左の窓から北大東島が見えるようになる。
左に旋回し、北大東空港に着陸。

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ウソか本当か、この島を訪れる観光客は、年間でたった数百人とか。
しかし、このひこーきを降りたのは、島の人のほかに、「JTB西日本のバッジをつけた添乗員さん率いる団体様」に、「学生さんと引率の教師っぽい5人組」、それに自分を含め、15人程度の観光客が。

島に唯一あるホテルは、その団体様で満員とのことで、迎えに来ていただいた、同じく島に一軒の民宿の送迎車に乗り込む。
ドライバーさんは、なんと北海道出身、大学で沖縄に来て、そのまま住み着いて、縁があり北大東島に来たとのこと。
いろんな人生があるなぁ。
「この島は何もないですよ」とか「農業の島です」とか言う話から、「TPPに参加するとこの島は壊滅的な打撃が」とか言う話になる。
よもやこの場所で、そんな話を聞こうとは。
この件に関する賛否は書かないけれど、永田町や霞ヶ関では絶対に分からない現実が、こういう南の島にも影響を与えるのだ。

民宿に到着。
宿帳をこっそりめくってみると、確かに、工事関係者以外の宿泊客は、月に数人程度かなぁ。
部屋に入り、手に抱えていた邪魔だったダウンジャケットを放り投げ、トレーナーを脱ぎ捨て、Tシャツ1枚になって(この時の気温25度)、さっそく宿を飛び出す。

と言うところで、いったんきります。
余談が多すぎて、なかなか話が先にすすまない。

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