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2018年5月28日 (月)

松本に行ってきました3

前回の続きであります。

翌日、19日土曜日。

前日は19時に落ちてしまったこともあり、5時には完全起床。
早速、昨日は入らなかった、旅館の温泉に入りに行きましょう。
外湯と違って、ちょうどいい塩梅の温度に設定された温泉、気持ちいい。
そして、草木が整備されてる露天風呂がめっちゃいい感じ。

お風呂上がり、朝食の時間まで、ボーっとしながら外を眺める。
雨は降りそうにないものの、曇り空で雲が掛かっていて、山の頂上の方が隠れておる。
この日の旅程、
「10時に旅館をチェックアウトした後、引き続き外湯巡りをしてから、11時に野沢温泉を脱出、鉄道の乗り継いで白馬のジャンプ台を見学」
と言う、おおよその行程。
しかし、この景色を見て、考える。
ジャンプ台の上に登っても、ガスって下界は見えそうにないな・・・・・

とか思っていると、ふと別なプランが下りてきた。
今回の旅程を色々と練っていて、選択肢から外したやつ、戸隠神社。
この曇り空だと、逆に厳かな雰囲気が出て、よさそうじゃない?
そこから、行程の練り直しですよ。
・2時間に1本しか止まらない、飯山駅の北陸新幹線のダイヤは?
・糸魚川駅で大糸線に接続する?
・白馬駅にレンタカー屋さんはある?
・白馬駅から戸隠神社まで、往復でどれくらいの時間が掛かる?
・その日の常識的な時間帯に、予約してるお宿にたどり着ける?
これだけの条件をすべて満たせることを短時間で調べ上げて、予定を変更することに。

こういう、事前に綿密に練っておいたプランを、当日その場で即興で組み換えするのって、これまた楽しいよね。

んで、これを実行するには、8時半に野沢温泉を出るバスに乗らなければならない。
一方、宿の朝食の時間は、8時スタート。
これは急がなければ。
と、方針が決まりました。
外湯巡りを取りやめて朝早く出発すると決めたからには、もう一度温泉へ。
なので、旅館の温泉にもう一度。

と言うことで、せっかくの旅館での、純日本風の朝食なのに、バタバタとあわただしくいただくことに。
あわただしかったけれども、野沢菜漬があったら、朝から白いご飯が何倍も進んでしまう。
朝食をいただき終えたら、チェックアウトしてバス停まで小走り。
出発寸前だったバスを捕まえました。

8時半、お名残惜しくも、野沢温泉を後に。
そんなに早く温泉地を発つ人などいるはずもなく、貸し切り状態のバスに揺られ、飯山駅に到着。
すごい、立派な駅舎ですね、さすがJR東。
同じ新幹線の停車駅なのに、我が新O牟田駅と比べると、その違いに愕然としますわ。
待ち時間が40分くらいあったけれども、休憩所の自由に使える電源でスマホの充電をしながら、まったりとすごる。
あとは、レンタカーの予約のお電話を。
当日予約だったのに、無事に確保できた。

9時半過ぎの出る新幹線に乗って、出発。
さっき誉めたばかりなんだが、飯山駅~糸魚川駅って、長いトンネルの連続で、なおかつケータイの電波が入らないから、一切スマホが使えないのは、博多~新O牟田ですらつながると言うそういう環境に慣れてしまった身からすると、う~む。

あっという間に、糸魚川駅に到着。
それでは、おそらくこの遠征のメインイベントであろう、大糸線に乗りましょう。
小雨がぱらぱら降る中、単行の気動車に、やはり一桁人数の乗客を乗せて、出発。

姫川に沿って、鉄路は進む、川の対岸には、国道。
おたがいに、落石避けでトンネルに覆われていて明り取りがある程度で、土地がまったくない所を進んでいく。
他に人工物は、一切なし。
んで、車窓を見てると、よ~ここに鉄路と道路を通したよなと思う。
川の両岸のあちこちから、山が地滑りを起こして大きく崩落している。
ここまで大きく崩れたら、もはや修復できないっすよね。

そんな車窓を眺めながら、考えますわな。
この路線、三江線が廃止された今、たしかJR西でキロ当たりの乗客が少ない路線だったよね。
今乗ってるこの列車の客の人数を考えたら、先行きは・・・・・
ただ、途中に集落はあるとはいえ、人工空白地帯でケータイの電波すらない地域もあり、路線バスが維持できそうには到底思えない。
となると、なんとしても鉄路を維持するしかないよなぁ・・・・・

1時間ほどで、南小谷駅に到着。
30分弱のインターバルの後、松本駅行の電車に乗り継ぐ。
12時半、あっという間に、今日の目的地である白馬駅に到着。
まずはレンタカー屋さんで手続きをしたら、早速出発。

まずは、当初の目的であった、白馬ジャンプ競技場へと。
今回レンタカーを借りたもう一つの理由、個々へ公共交通機関を使っていく手段が無く、往復ともタクシー利用になりそうだったから。
タクシー料金の相場は前日代替つかめたし、おそらくは往復タクシー使ったら、レンタカーを借りるのとそんなにそん色ない金額になりそうと判断。
5分ほどで到着しました。
んで・・・・・

高い。(当たり前)
いや、もちろん分かって行ってるんだけれども。
極度の高所恐怖症のワタクシ、まず展望台まで行くリフトからすでに、恐怖。
やっとの思いで展望台のふもとにたどり着き、エレベーターに乗っていざ上へと。
・・・・・ありがとうございます。スタート地点へと上る階段を登ろうとは思わないです。
だって、金網越しに下が丸見えなんだもん。
ラージヒルのスタート地点、そして下にあるノーマルヒルのスタート地点、いずれの場所にも向かうことを断念。
下からスタート地点を見上げるだけで、もうおなかいっぱい。
そそくさと下に降りましょう。
と、そそくさと後にしたものの、下りのリフトが、これまた恐怖・・・・・

レンタカーに戻り、戸隠神社まで1時間強のドライブ。
これが、同中の3ケタ国道が、なかなかの道で、走りづらいことこの上ない。
もちろん、始めて走る道だったと言うこともあるんだけれども、いったいいくつ山を越えるんだって感じのルートで。
「鉄」だと、周りの景色を見ていたら飽きないんだけれども、自分で車を運転していたら、その余裕はあんまりないからね。

休憩なしのノンストップで走り、15時過ぎに戸隠神社の中社に到着。
本当だったら、下の有料駐車場に車を止めて、大鳥居をくぐって参道を歩いて行った方が良かったんだろうけれどもね、神社真横の無料駐車場に止めちゃった。
それでは、さっそく参拝を。
アウェイ遠征時の恒例行事、敵地の神社で必勝祈願。

続いて、奥社へと。
車で移動し、今度は有料駐車場しかなかったから、そこに車を止める。
案内板を見たところ、「ここから徒歩で約40分」とのこと。
しまった、そこまで調べてはいなかった。
が、ここまで来た以上は、行きたいっすよね。
なのでてくてく歩き始める。
それにしても、見事な杉並木を歩いていると、たいそう気分がよくなり、心が洗われて行きますわな。
うん、やっぱり、神社にたどり着くまでのこの時間、必要ですわ。

往復1時間かけて参拝を済ませて、駐車場に戻ってきた。
この時点で16時30分。
18時過ぎに白馬駅を出る電車に乗りたいし、レンタカー返却手続きも必要だから、速やかに戻ることに。
と言うことで、来た道をそのまま戻る。
途中、鬼無里地区にも立ち寄りたかったんだけれど、時間切れだった。
おそらくはもう来る機会は訪れないだろうから、残念。

ぶっ飛ばしたおかげで、18時前に帰着。
レンタカーを返却して、駅舎隣の足湯で小休止したら、電車に乗りましょう。
やってきた松本駅行に乗車。
このまま乗り続けていたら、当然松本までたどり着けるんだけれども、そこまで急いでもしょうがない。
なんせ今回は、観光モードな遠征なので。

と言うことで、信濃大町駅に到着したところで、この日は打ち止め。
駅前の旅館に荷物を下ろしたら、早速夜の街をパトロール。
駅前で営業していたお店に入り、前夜を反省し軽く飲むだけにとどめた後、この街の名物のダムカレーを食す。
うめぇ\(^-^)/

怪しいネオン街的は物は無く、他に入っておきたいめぼしいお店は見つからず、旅館に戻り、うだうだしている間に、いつの間にか寝落ちしていて・・・・・

と言うところで、長くなるんで、いったん切ります。

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