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2020年11月17日 (火)

静岡に行ってきました1

と言うことで、グンマー遠征から二週間、静岡に行ってきました。

まぁ、ずっとアウェイに出られなかったからね、その反動で「アウェイに出たい」欲が高まってしまって。
前々から、アウェイ遠征が解禁されていることであろう前提で、ざっくりとした妄想遠征計画は立てていたんだけれども、磐田戦でアウェイ側のチケットが販売されるという発表を目にした瞬間に、このアウェイ遠征は決定したのであります。

旅程を立てるにあたってひとつ気がかりだったのが、この試合のキックオフ時刻。
14時がよかったんだけれども、結果15時となった。
となると、帰りの行程を調べ上げてみると・・・・・
名古屋からFDA利用と言う前提だと、浜松駅から新幹線に乗り、名古屋駅で小牧空港行きのシャトルバスに10分のインターバルで乗り換え。
人ごみをかきわてていったん地下に潜ってからの、10分間で移動完了。
これは絶対にムリや。
なので、新幹線に延々と乗って帰ってくることが決定。

では、行きをどうしましょうか。
土曜日から仕事がお休みなので、土曜日の朝自宅を出て、どこかでサッカーの試合が見たい。
となると、J1のスケジュールを調べてみるのは、群馬遠征の時と同じ。
湘南戦もしくはG大阪戦と、候補が二つほどできた。
湘南だったら、昼間の試合なんで、その日のうちに浜松に入ることができる。
そしたら土曜の夜は餃子パーティー&翌日ゆっくり周辺を観光できる。
一方の大阪だと、ナイトマッチなんでその日は大阪泊まりになり翌日の移動がちょい大変だが、その代わり楽しい大阪ナイトが待っている。
どちらでも、悪くないな。

とは思ったんだが・・・・・
「すべての行程を決めて宿を抑えてしまったあとで、試合のチケットが取れなかったら、それは困る」と言う思いにぶち当たる。

となると、安全策も考えておこう。
これまた群馬遠征の時と同様に、J2やJ3の日程をチェックしてみる。
すると出てきたのが、長野での試合。
「よし、ここに行こう!」とは、その時はならなかったんだよなぁ。
確かに、長野のスタジアムは魅力的なんだけれども、長野から静岡への移動距離と時間を考えたら、二の足は踏みますわな。
まぁ、帰りは新幹線と言うことは、事前に切符を購入しておく必要はないから、行きも行程を早めに固める必要はないか、そう思い、しばらく寝かせておくことに。

んで、「アウェイ遠征の神様」って、毎度突然降りてくるもので。

長野から磐田への移動行程をいろいろ考えている最中に、詳しくない大半の人にはさっぱりわかんないだろうけれど、「JR飯田線の水窪駅から、遠州鉄道の西鹿島駅まで、路線バスで移動する」ってプランが、ふと降りてきた。
大型時刻表の索引地図を眺めていると、目に入ってしまい気になっていた。
このコース、前々から使ってみたかったんだけれども、なかなかその機会がなく。
なんと言っても、飯田線に乗って水窪駅まで行くのが、かなりハードルが高くって。
しかし、今回は、使えそう、逆に言えば、今回使わなかったら、次に使える機会は思いつかない。

おまけとして、遠鉄で浜松に到着するのは、11時過ぎと、やや早め。
遠鉄ってことは、当然駅の隣には遠鉄百貨店があって、そこのレストラン街には、某有名ハンバーグ屋さんがある。
到着が早いんで、1時間くらいの待ち時間は、全然大丈夫だ。
意図したわけではなかったが、これでお昼ご飯は決まりだな。

と言うことで、土曜日は長野に行こう。
そう決まったからには、松本空港行きのひこーきをサクッと抑えた。
決まったからには、久しぶりに訪れる長野のスタジアムを満喫しよう。

方針が決まったからには、あとは旅程を組んでいくだけや。
なんだけれども、ここから先が苦心するのが、飯田線の移動だ。
旅程を組む鉄則として、本数の少ないところから組み立てていく。
今回は、水窪駅からのバスが該当。
試合に間に合うためには、9時過ぎ発の便に乗るしかないと、おのずと決まってしまうので、そこに至るまでの行程をどうするか。
つまりは、どこに宿泊するか、なんだけれども・・・・・
これが、難しい。

長野での試合終了時間が17時。
そこからスタジアム最寄りの篠ノ井駅に移動して、その日のうちにどこまで行けるか。
水窪駅周辺に泊まるところは、ない。
一番近くて、天竜峡周辺の旅館なんだが、行程を組んでみると、到着が23時半。
ビジネスホテルならまだしも、観光客相手の旅館で、この時間の到着は、無しだよな・・・・・
となると、もっと手前の、飯田駅周辺のビジネスホテルに泊まるしかない。
それでも到着は、23時になってしまうんだが。

まぁ、目的のバスに乗るためにはやむを得ないんだけれども、夜の電車に延々と5時間くらい乗りっぱなし、車窓は全く楽しめない、って
つまんないなぁ。 

そう思っていたところに、再び「アウェイ遠征の神様」が降りてきた。
高速バスと言う手があるぞ。
篠ノ井駅から長野駅まで移動して、そこから高速バスに・・・・・
いやダメだ、長野駅18時48分発のやつは運休となっていて、使えない。
その前の長野駅17時48分発のには、間に合わない。

そこで、発想の転換、「だったら、どうやれば17時48分発のバスに乗ることができるか」ですわな。
バスのルートを調べていたら、途中停留所の川中島古戦場跡って、わりとスタジアムから近いんだ。
これは盲点、気づいていなかった。
マップで調べてみたら、徒歩で約30分。
試合終了後歩いて向かったら、十分に間に合う。
しかも、この高速バスに乗ったら、飯田駅前到着が21時。
飯田線の各駅停車に延々と乗り続けるよりも、2時間も早く到着できる。
いくらワタクシが「鉄」だとしても、これは高速バスを選びますわな。

まぁ、その代わり、水窪駅からバスに乗るには、飯田駅を7時に出る各駅停車に乗らなくてはいけないということで、ちょっと朝が早すぎる。
なので、「鉄道利用から高速バス利用に変わった」と言うことで、改めて、土曜日のうちにそこから先に行けないか調べてみた。
が、結果は変わらず。
仕方がない、宿への到着が早くなったんで、その分早く寝て睡眠時間を確保するしかない。
それでも、「万が一寝過ごしたら」と言う保険は、かけておかなければならない。
10時前に出る特急電車に乗ったら、豊橋駅到着が12時半だから、なんとか試合には間に合うだろう。
と言うことで、いろんな選択肢をつぶしていって、最後に何とかつながった方法で、飯田泊りを決定、宿を抑えた。

その代わり、怪我の功名っていうか、川中島がスタジアムから近いんだったら、観光もできるよねと思いつく。
松本空港から長野駅に移動して、川中島を観光してから、歩いてスタジアムに向かう。
試合の後は再び川中島まで歩いて、そこから高速バスで飯田市へ移動。
だったら、頑張ったら川中島のほかにも、松代近辺も観光できるのではないかともくろんでみたが、さすがにそれは時間的に無理っぽい。
いや、滞在時間30分少々と出て、行けないことはないが、さすがに何も見れないだろうと。

と言うことで、最終行程が決定。

土曜日は多少の観光を入れつつ、基本的には移動の一日。
日曜日は早朝から移動することになるが、昼間に若干の余裕がある。
前回のグンマーはベタベタな王道の観光旅行だったんで、今回はマニアックな移動の旅にしてみよう。
グンマーとセットで考えたら、とても楽しみだぁ。

以上、前フリ終わり。
次回から本編に入ります。

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