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2023年11月10日 (金)

YBCルヴァンカップ決勝 福岡VS浦和

国立競技場に行ってきました。

ってか、行かない理由は無いでしょう。
何と言っても決勝戦ですよ。
そして、はじめての国立競技場(旧国立競技場には何度か行ったことあるが)。
勝たせるためには行かなければならないだろう。
ではあるのだが・・・・・

実は翌日、お仕事が入っている。
今年度冒頭に年間の勤務スケジュールを決めていて、もちろんここに天皇杯の決勝が入ることはわかっていたが、「よもや、決勝まで行くことはないだろう」と思い、日程調整を行っていなかった。
いや、これがもし決勝当日に勤務となっていたら、「万が一のこと」を考えて日程調整していたところであるが、勤務日は翌日で、試合観戦後帰ってこれるのであればその必要もなかろうかと。
なんせ、勤務シフトを調整するのもめんどくさいので。

で、「よもや」「万が一のこと」が発生しました。
試合日は、3連休の真ん中。
料金を調べたところ、ホテルもひこーきも、とってもお高い。
試合終了後に夜遅くまで飲んだくれて翌日帰るのが理想だとわかってはいるが、この料金水準まで上がってしまうと、ちょっと手が出ない・・・・・
なので、予定通り試合終了後直帰することに。
まぁ、翌日気持ちを切り替えてお仕事に励む、それもよかろう。 

んで、当日入りはちょっとリスクがあると思い、前日入りすることに。
天皇杯アウェイ川崎、ルヴァン準決勝アウェイ名古屋と、ひこーきのトラブルが続いているので。
これまた、福岡空港利用は現実的でない料金となっていたが、そこは北九州空港を利用するという技を使って回避。
アウェイに行き慣れていると、選択肢をいろいろと思いつくのだ。
あとは、ホテル。
新宿に宿泊が便利ではあるんだが、これまた料金が現実的ではない。
チャンピオン(予定)に相応しく外資系のハイグレードなところに泊まるのもありと言えばありだが・・・・・
うん、出せるお金には限度があるぞ(汗)。
毎日検索をかけ続けた結果、某投与コインに空きが出たので、速攻で抑えた。

という感じに旅程が決定。
優勝試合を見に行くぞ!

という事で、試合当日。

前日は、鈍行でたらたらと福岡県内を移動。
夕方に北九州空港を飛び立つひこーきに乗り込む。
北九州空港の時点で同じ目的であろう仲間がたくさんいた。
実に心強い。
このひこーきに乗っている間に、事前の場所取りが現地では始まっている。
当然間に合わないが、そこはいつも一緒に観戦している仲間に託した。
実にありがたい、今度びーるご馳走します。

羽田空港に到着。
場所どりする必要がないのでまっすぐホテルに移動してもいいいのだが、やはり試合会場を見ておきたい。
なので、京急から大江戸線に乗り継ぎ、国立競技場へ。
19時過ぎに到着、いまから場所を取る人、場所を取り終えて明日の準備をする人でそれなりに人がいる。
しばし夜の競技場を眺め、明日自分らが並ぶ位置を確認したら、ホテルに向かいましょう。
京王線で移動し、ホテル近くの牛丼屋でメシを食ったら、あとはホテルに引きこもって明日の決戦に備える。
ここだけの話、アウェイ川崎の前夜は楽しかったが試合には負け、アウェイ名古屋の前夜はまったく楽しくなく早々にホテルに引き上げたということがあり。
この経験からすると、この試合の前夜は、楽しい楽しくない以前に、ホテルから出るべきではないと考えたので。
なので、22時には早々にベッドに潜る。
おやすみなさい。

ほとんど眠れなかった・・・・・

緊張していた自覚はまったくないんだが、それでも気持ちが高ぶっていたんだろうな。
朝からシャワーを浴びたら、目覚めすっきり。
6時半スタートの朝メシをがっつりいただいたら、7時半の電車に乗って、いざ国立競技場へ。
途中の京王線では仲間はまったく見かけず、みんなどこに泊まっているんだろうと思いつつ新宿で大江戸線に乗り換え。
ここでようやく見かけたってことは、都庁前あたりにお泊りなのかな。
なかなかのセレブや。

国立競技場に到着したのは、8時半。
9時に待機列の整理があるという情報だったので計算通り、ってか、もちろん逆算してホテルをチェックアウトしている。
で、そこにはすでに、列に並んでいるたくさんの仲間が。
10時の開門時間まではまだあと1時間半もあるのだが、気持ちは高ぶっているし、観戦仲間と一緒に並んでいるので、まったく退屈さは感じない。
それにしても・・・・・・・
福岡サポって、こんなにいるんだ。
みんな普段どこに隠れているのだ。
おそらくスタジアムの反対側は、これとは比べられないくらいえげつないことになっているのではないかとは思うが、それは確認のしようがない。
そんな、日本全国から終結した福岡サポ、いろんな時代のユニを着ていて、それ見てるのも楽しいな。
と言うワタクシ、考えた末に、はじめて選手のネーム入りで購入した「2006年のおおつかくんのレプリカユニ」で参戦したわけで。
これが着たくなって、出発直前に自宅のタンスをひっくり返して引っ張りだした。

時間になったので入場。
がんばってごる裏1層のベストポジションを確保。
席に荷物を降ろしたら、試合まではあと3時間もあるが、売店に並んでびーるを購入。
国立競技場は食べ物がアレと言う情報であったが、朝がっつりメシを食ってきたから、食いものはいいや。
と言うことで・・・・・
決戦を前にスタジアムでいただく、びーるうめぇ\⁠(⁠^⁠o⁠^⁠)⁠/
しかし、900円はお高い。

一息ついたところで、スタジアムの探索へ。
4層目まで上がってみる。
ムリや、高所恐怖症のワタクシには。
ここにじっと座っていることはできないな。
それはそうとして、高層階までびっしりと福岡サポで埋まっている光景に感激。
繰り返すけれど、おまえら普段どこにいるんや。

いったんスタジアムを出て、場外のグッズ売り場を冷やかそうとするも、列の長さに断念。
しかし、今になってホームページから記念のタオマフをぽちってしまうんだから、やはりこの時に買っておくべきだったなと。

国立競技場の隣の東京体育館のところに喫煙所があったから、ここで一服。
中立地開催と言う名の東京での開催だが、ホーム側の特権。
喫煙所が近いのは助かる。
そして、ここまで福岡サポのチャントが聞こえてくる。
話が前後するけれど、売店のびーるの列に並んでいたときに、北斗のチャントに合わせてこの日の主審である中村太チャントを歌い始めていて、列に並んでて爆笑したわ。
こいつら、アホやわぁ。
しかしこれが「博多の人の気質」だとO牟田の人としては思うし、決戦を前にしていつも通りの仲間たちの様子が、実に頼もしい。

試合まで1時間を切り、びーるを数杯投入済み、これ以上飲んだら酔いつぶれると思い、チューハイに切り替える。
決戦を前にスタジアムでいただく、チューハイうめぇ\⁠(⁠^⁠o⁠^⁠)⁠/
売店の行列がえげつないことになっているし、交通系に対応していなくて現金精算なのはいかがなのかとは思うが。
それにしても、改めてスタジアムを眺めて思う。
事前の予測では、北側のごる裏以外は真っ赤に染まるのかと思いきや、メインもバックも北側はネイビーに染まっている。
おまえら普段(しつこいから略)。
そして、北側のごる裏は圧巻ですな。
隙間なく埋まったごる裏の光景は見事。
仲間が多いと、実に頼もしい。
そして、みんなの思いは一つ。

そうこうしているうちに、あっという間に時間は過ぎていくもので。
もうすぐ選手たちがアップのために出てくる時間ですよ。
こちらも、テンション上がってきました。
幸いなことに、酔いつぶれることもなく気分は最高潮。
のどの調子もいいようだな。
ということで、ワタクシも準備完了。
頑張るぞー、福岡を勝たせるぞ!

さて、浦和戦であります。

ホームでの試合は、かなりいい感じであった。
相手ゴールキーパー西川が絶好調で、勝ち点2つ逃してしまうこととはなったが。
で、この試合。
変わらず西川が立ちはだかることになりそうだな。
まぁ、そんなことはさておき、とにかく勝たなければいけない試合。
クラブ創設以来紆余曲折、いろんなことがあったけれど、ここで一つ歴史を作ろう。
「延長戦に突入したら、ワタクシは帰りのひこーきが・・・」と言うのもあるが、それとは関係なく、90分間できっちりと勝負をつけよう。
この試合は絶対に勝つ。
絶対に勝たせる。
勝って、いい思い出を作りましょう。
がんばるぞ!

という事で、キックオフであります。

YBCルヴァンカップ決勝 福岡 2-1 浦和

よっしゃあ!

文句無しの勝利。
前半5分に先制点、前半アディショナルタイムに追加点と、普段の自分たちがやっている試合。
この大一番で普段通りの試合ができるのは、すごいわ。
早い時間に先制したら、相手にボールを持たせ、しかしながらパスコースはふさいで後ろのほうでボールを回させる。
完璧な前半でしたな。
もちろん、試合経過が普段通りであって、事前に綿密に準備しての2点だということは、ちゃんと理解している。
あまり日の目は見ないが、スカウティングの勝利でもあるな。
まさに、クラブのすべてが一体となって戦ったということが、よくわかる。

2点リードして、前半を終える。
気持ちが高ぶって、追加のアルコールを所望するも、売店の列がえげつなくて、断念(さっきから酒の話しかしてない)。
やがて後半に突入し、そろそろ待機列が短くなってきたことを確認し席を離れたところで、ドウグラスグローリの突破からPKゲット。
邪魔なことは承知で通路に立ち止まり、推移を見守る。
これを山岸が決めていたらなー
と、いじっておく。
まぁ、勝ったからいじれるのであって。

これで試合の流れが傾く。
って往々にしてありがちですよね。
しかし、ウチの選手たちだったら大丈夫。
大崩れはしないという信頼がある、だから、大丈夫。
自信がある。
根拠は、ない。

1点は奪われたものの、後半きつい状況は続いたけれど、勝ち切ることが出来ました。
そこは長谷部監督の采配で、守備の強度をきっちりと保っていたし。
まぁ、アディショナルタイムにポストに助けられたけれどね。

それにしても、決勝の舞台でこんな試合が見れるとは、格別であります。
ワタクシ、とにかく最初っからハイテンションで、最後のほうはよくわかんない状態になっていた。
試合終了時、泣いていた人が多数いたようだけれど(伝聞系)、ぶっ壊れていたワタクシはハイテンション、ただただ嬉しい。
正直、トリップしていて、記憶があんまり残っていなかったりする(汗)。
まぁ、「感極まって泣く」ってのは、自分のキャラクター的には無いかなぁとは思う

ということで、勝利であります。
優勝であります。
ようやく待望の、星をゲット。
これまでのクラブが積み重ねてきた歴史を思えば、長かったような、短かったような。
客観的に見たら、長かったんだろうけれど。

優勝セレモニーって、いいなぁ。
個人的に、大分が制したときも現地にいたし、ウチも数回の(汗)J1昇格決定試合に立ち会っていて、セレモニー的なものは経験済みではあるが、今回は格別。
そして、関係者各位のこれまでの努力に、ただただ感謝。 

この嬉しさは格別。
なので、来年もとらなきゃね。
もちろん、リーグ戦も。

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